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Mansion Reform

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畳の配置について

◆畳はその部屋ごとのオーダーメイド
 畳は全て同じ大きさと思っている方もいらっしゃると思いますが、畳は一枚一枚で寸法がわずかに異なります。擦れが目立つ畳を同じ部屋の他の畳と交換しようとしても納まりません。畳は決まった場所、決まった向きでしか納めることができないのです。そのため、畳の配置は簡単には変えることができません。また畳の裏に漢数字等が書かれているのは、後で配置を間違えないようにするためです。

◆畳の配置
 畳は「祝儀敷き(しゅくぎじき)」と呼ばれる配置方法が一般的です。畳の合わせ目がT字で交わる配置方法です。婚礼や祝い事の時の畳の敷き方です。

 これとは異なり、「不祝儀敷き(ふしゅくぎじき)」と呼ばれる、畳の合わせ目が十文字になる配置方法もあります。葬儀の時の敷き方です。

 江戸時代には畳は庶民にも広まり、婚礼や葬儀のたびに畳の配置を変えて使用していました(当時、畳は高価で普段は保管し、必要な時に取り出して板の上に敷いていたため適宜配置を変えることができました)。

 畳の配置変更をする習慣がなくなった現代では縁起が良いとされている祝儀敷きが一般的となっていますが、神社仏閣や旅館の大広間では「不祝儀敷き」が採用されていることがあります。それには実用的な理由があるからです。

 大勢の人が同じ向きで座る場所であるため、畳の目の向きがそろっているほうが傷みません。また畳の目の向きがそろっているため一直線に掃き掃除ができ、便利です。掃除機を使う場合でも同様のことがいえます。畳の目に逆らって掃除機のノズルをこすりつけると畳が傷む原因にもなります。

◆畳の新調時には畳の配置変更も
 畳の新調を検討されているのであれば、畳の配置の変更をすることも可能です。その際には不祝儀敷きのメリットを考慮し検討するのも良いでしょう。



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