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テーブルコーディネートサロン花がたみ主宰/猪名川 久美子さん

テーブルコーディネートサロン花がたみ主宰/猪名川 久美子
「専業主婦からテーブルコーディネーターへ」
Profile

猪名川 久美子/テーブルコーディネートサロン花がたみ主宰
東京生まれ。2002年に花がたみを主宰。以来テーブルコーディネーターとして活躍。2006年にはライフスタイルマイスターを商標登録してライフスタイルのコーディネートを手がける。2005年から東芝ネットワーク家電、「フェミニティ倶楽部」の生活レシピで料理レシピと季節のテーブルを隔週で掲載。
携帯サイト:http://femini.net/
ホームページ:http://www.hanagatami-salon.com/



東急百貨店 アーバンホームショーフェスティバルでのトークショーにて。

東急百貨店
アーバンホームショーフェスティバルでの
トークショーにて。

中秋の名月のテーブルコーディネート。テーブルの中央に敷いてあるランナーはてぬぐいを使っています。手前にあるおしぼり受けには、はんぺんを月とうさぎに型抜きして、実際はお椀の中に入っています。

中秋の名月のテーブルコーディネート。
テーブルの中央に敷いてあるランナーは
てぬぐいを使っています。
手前にあるおしぼり受けには、
はんぺんを月とうさぎに型抜きして、
実際はお椀の中に入っています。

卓上IH調理器を上手に使ったテーブルコーディネートの提案。
写真提供 東芝コンシューママーケティング株式会社

卓上IH調理器を上手に使った
テーブルコーディネートの提案。
写真提供
東芝コンシューママーケティング株式会社



子どものころの夢

 あなたは子どものころどんな夢をお持ちでしたか。私は高校生になるまでとても体が弱く、学校をよく休んでいました。

 小学校低学年のころまでお人形遊びやおままごとに熱中する少女時代でした。

 夏休みに入ると庭の柿の木の下にゴザを敷いて1人で、色とりどりの朝顔を花瓶に入れたり、お料理を作る真似事をしては早く大人になって私の家庭を作りたい、そして主婦になりたいと真剣に考えていました。

26歳で結婚

 いざ結婚をしてみると夫は帰りが遅く大好きなお料理を作ることがなかなかできない毎日。 それならば友人を招いてホームパーティーをして友人と「家を楽しむ」生活をしようと思いました。趣向を凝らしたパーティーをしていたところいつの間にか夫も参加し始めました。

 この30代がテーブルコーディネーターとしての私の原点となったように思います。

40歳になって思ったこと

 平成8年。夫の5年の京都勤務が終わり、東京に戻ってきました。その2~3年後、バブルが崩壊して大企業が倒産し、私はふと思いました。大好きなことをただ家の中だけでしていて良いのだろうか。今を生きていく女性としてきちんと自立をして、そして家庭があるべきではないのだろうかと。

 私に何ができるのだろうか。そう思ったとき、子どものころ大好きだったあの柿の木の下で遊んだときのことがよみがえってきました。

 テーブルコーディネーターになろう!

 思い立ったら早速実行。まずはテーブルコーディネーター養成スクールに通う資金調達のためにパート労働。

 3年間スクールに通いながら自己投資のためにさらに働きました。この間、親が高齢になり助けてあげなければならないことも増え、さらに忙しさが倍増しましたが、不思議につらいと思ったことはありませんでした。

 大好きなテーブルコーディネーターの道はさらに楽しく、一段と勉学に励みました。

自分らしいコーディネートへの道

 ちょっとオーバーな言い方ですが、私がずっと考えてきたことは生活がどんどん洋風化され、日本の伝統が失われつつあることです。

 しかしその一方で、ペットボトルの緑茶の大ヒットや百貨店の食料品売り場での和食の高級惣菜、こだわりのおにぎりなどの売れ行きをみますと、形を変えて伝統は進化しているような気がします。

西陣織りの帯地を巾着に作りフラワーベースにしています。
写真提供 東芝コンシューママーケティング株式会社

西陣織りの帯地を
巾着に作りフラワーベースに
しています。
写真提供
東芝コンシューママーケティング
株式会社

 私は食卓にちょっとした伝統文化を取り入れたいと考えています。西陣織りの帯地でフラワーベースを作り、バラやガーベラをいけることや松花堂弁当箱に洋風惣菜を詰めたり、花をいけたり、ちょっとした工夫をして和食器の使い方などの提案を日本だけではなく広く世界に向けて提案したいと思っています。

 また、昨年末にライフスタイルマイスターという商標登録をいたしました。現代のライフスタイルにあった食事やテーブルコーディネートの提案をしてゆくためです。具体的に、ネイルされた美しい爪をできるだけ傷めないクッキング方法や、高齢者が楽しくできるイキイキクッキング&テーブルコーディネートの実践などを考えています。

夢をかたちに

 あなたはどんな夢をお持ちですか。私の夢は日本の伝統文化を新しいかたちにしてテーブルコーディネートをすることと、伝統的な食材を使ったお料理を世界に向けて発信することです。

 夢をかたちに、いつかどこかであなたと語ることができるとうれしいと思っています。



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