坂じいちゃんへ
物心つく前から覚えていたことあって、ロンと茶々と遊ばせてもらってたね。
最初は厳しい人なんかな、恐いのかなと思ってたけど、いつも優しかったこと覚えてます。
なぜか夏の日が多くて、今でも夏の日は坂での日々をふと覚えてます。
血はつながってなかったかもしれないけど、ぼくにとって唯一のおじいちゃんでした。
今は先にロンと茶々と一緒におすごし下さい。