じいじ、じいじ、幼いころから、何度そう呼んだでしょうか。 これからそう呼ぶこともなくなり、寂しくなります。 お昼寝する私に毛布を掛け、きゅっきゅと手足の下に その毛布を入れてくれましたね、やさしくやさしく、愛で包んでくれましたね。 その優しさの血が、自分んに1/4でも流れていると思うと、とても誇らしく思うとともに、 その愛に背かぬよう私もあなたのその優しさの愛の血を全うしようと思えます。 では、長い散歩へ行ってらっしゃい。