キャリアを磨きたい、一生の仕事を見つけたい、そんなアクティブな女性へパワーを与えられたら

何かを目指してひたむきに頑張ったり、自分の仕事に情熱を注いで生きる、輝いてる女性に注目しました。
   


やってきたことのすべてが、自分の絵にあらわれる。
そんなふうに語る彼女は常に新しいものを追いかけている。
アクティブで自信に満ちた藤田良美さんの魅力に注目しました。





絵は子供の頃から見る事より描くことのほうが好きでした。今は、描くより見る方が楽しく、続けていくことって辛いことだなと痛感。もちろん仕上がった後は、なにものにもかえられない快感があります。小学生の頃より絵は「ぜ〜ったいクラスで1番の地位」を守っていた。そして、もちろん学校のなかでも自分が1番絵がうまい!のだ、と決めつけていたようです。実際、なんらかのコンクールには必ず1等賞という経歴があり。子供の頃によく記憶している事は「どうして、皆、絵がへたなんだろう。」ということ。自分が生まれながら(?)のデッサンの才能があったせいか、うまく絵がかけないという事が理解できなかったことを、今でもよく覚えています。




中学・高校では、文学に夢中になってしまい6年間文芸クラブで小説と詩を書いて文学少女に変身。しかし高校の後半になったころには、ロックバンドに夢中になってしまい、ギターかかえてコンサートやらライブハウスにいりびたるようになってしまいました。成績不良で芸大には入れず、その頃熱くなっていたロックの勢いでレコード店に勤めたりしてましたが、やっぱりなにか紙に向かう仕事がしたくなり、しばしデザインの学校にいったりして広告関係の会社に勤めるようになりました。今でもどんな仕事が本当は向いているのかわからないままやっていますが、「まっ白の紙をうめていく事」が向いているのだとということをこの頃に自覚しました。何か、道をまちがえたりすると自分の道が見えたりするものなんですね。この印刷広告関係の仕事というのは、残業が多く、そのおかげでこの仕事に就いてから「粘りと集中力」を身に着けました。




28才位の頃にちょっとした事故で3ケ月入院、その後リハビリ2ケ月という晴天のへきれきという経験が大きな転機となりました。あの特別休暇が、忘れていた文学と絵の世界をよびおこしました。足の手術でしたので、動けず車椅子の生活が続きすっかりと自分の内面の世界と入っていってしまったのです。その後、美術研究所に行き、以前のデッサン力を呼び起こしてから創作活動に入りました。描きはじめたらもう止まりません。始めは人物画をかいていたのですが、そのうちに抽象化してしまいました。今でもbodyは永遠のテーマです。公募展によく出品していた時があり、その経歴は自信にも繋がりましたが、「海外ではどの程度になるんだろうか」と気になり出したらもうとまらず、32才の頃にUSのNYはマンハッタンにまずは語学で留学して、知り合いの紹介で美術学校に通学したりと半年ほど過ごしました。そこで、「ああ、絵を続けていいんだな。世界から集まったアーティストの中でも私は通用するレベルなんだ。」ということを確認したのでした。生活するにはきつい所ですが、NYの時間の流れ方は自分にあっています。USの中では嫌いだけど好き、という不思議な場所。一流の芸術と経済が(アート、音楽、ビジネス等)そこにバン!!とある、というのがマンハッタンの魅力です。半年滞在した後に、今後は、せめて2年に1度は滞在しアートの流れを体感していきたいと思っていたのですが、日々の生活もあり実現するのは7年後になってしまいました。今年で3年目ですが、毎年1ケ月の間、学校にいったりとアート巡り三昧を実現しています。この経験はじりじりと私の中をまた変えていってくれているようです。

ということで、制作を続けて個展を開催するようになってから13年経ちました。今の結婚は2回目なので、結婚・離婚・結婚という経験の中で、ちょっとしたブランクもあったりと。やってきた事すべては、自分の絵にでるものじゃないかな。どんな仕事をしていても、結局は内面のしわのようなものがでてきますね。恐いなあ〜、と今一番感じている事です。自分のいる家庭のあり方もライフスタイルに影響大ですね。
そんな事をひしひしと感じるようになって、1年前から大学に入学しました。哲学と思想を中心に人間の探究を専攻しています。今の学問の中で一番新しい情報を身につけられる事に感動する日々です。勉強は定期的にしていかないと、どんどん情報が古くなってしまいますね。新しい知識に身体も心も「生き返る」ようで、ライフスタイルの絵を中断しない程度のスピートで単位をとっていきたい今日この頃です。家族は夫だけですが、彼は経営学の博士号を目指して同じく副業で学生をしています。この家族との関係は、夢をあきらめない生活をするのに影響大です。今は勉強と絵が大事なので、仕事と家事には力が入らず。今年もまたNYには9月に行くので、安心していける社会状況であるとよいのですが・・。


2003421日(月)〜26日(土)
AM11:00〜PM7:00 (最終日PM4:00まで)
〒104-0061
東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル3F
TEL 03-3575-7620
FAX 03-3575-7621
E-mail:nakamura@chu-wa.com
URL:http://www.chu-wa.com




藤田良美/ア−ティスト

1961年浜松生まれ。現在、哲学の勉強のため大学に在学中。グラフィックデザインの仕事を13年間経験後、7年前からフリーランスとなる。3年前より以前半年留学していたNYの美術学校に、毎年1ケ月間の短期遊学をしてエネルギーを蓄積中。性格は猫系で、仕事の事務所も「たま屋」と猫からとった名前である。近況については、最近はプライベートでも仕事でも絵の活動でも世界情勢でも、私を激怒させることばかりなので、怒ってばかりいる怒り猫の状態である。
Home Page
http://www5b.biglobe.ne.jp/~yosimi/


ある1日のスケジュール
5:00 起床 大学の勉強
7:00 朝食、家事、電話連絡等
10:30 グラフィックの仕事
12:00 お昼の休憩
13:00 絵を描く
15:00 大学の講議を聞く
17:00 個展の準備、メール確認、
18:30 夕食、家事、TVを観る、夫と会話
22:00  就寝 

 新作 ほう・・21×30cm(未発表最新作)

椒(しょう)36×26cm

惣(そう) 22×31cm

套(とう) 30×21cm

奨(しょう)22×31cm
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