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永田 みどり/オリジナルデコパージュ ル・グラン主宰
1966年、女子美術短期大学卒。1983年、アシスタントを経て講師資格取得。1987年、アトリエ・ル・グランとして独立。2004年、カーゼル・ドゥ・ルーブル「美の解放展」フランスルーブル美術館内出品。プレミア賞受賞。「オリジナルデコパージュ」テクニック36など出版。銀座清月堂画廊などにて作品展も開催。
ホームページアドレス
http://le-grand.hobby.life.co.jp/ |
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| オリジナルデコパージュvol.2 |
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| オリジナルデコパージュvol.3 |
私とデコパージュとの出合い
今から35年前に、海外の雑誌の中で見かけた作品の、不思議な魅力に感動したのがきっかけでした。描いた絵でもなく、写真でもなく。それが後に、デコパージュの技法で作った“壁掛け”と知ることになります。その後、デパートで催されていた、デコパージュのデモンストレーションを2、3日通って見たこともありました。好みの素材とプリント、絵の具があれば、誰でも手軽に楽しめる工芸と確信しました。デコパージュを通して、人との出会いができたら…と思うようになり、クラフトマーナーズスタジオに通って技法を学び、講師免状を取得しました。
デコパージュの歴史
18世紀ごろ、東洋工芸に魅せられたベネチアの家具職人が、漆工芸を模倣したのが始まりと言われています。デコパージュの起源はまだ明らかにされていませんが、16世紀~18世紀の作品が現存しているようです。18世紀には印刷技術の発達に伴い、フランス・イタリア両国などで絶頂期を迎え、色刷りの版画をカットして作品を創っていました。現在、私たちが楽しんでいるデコパージュは、ハイラム・マニング氏によって基礎が作られました。彼は、ノルマンディの友人宅で、デコパージュの素晴らしさに触れ、18世紀そのままの技法を伝授され、伝統を引き継ぐようになりました。
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| バックグラウンドの技法 |
中欧の壁に施す技法 |
デコパージュとは
デコパージュは「切る・貼る・塗る」の3要素で創り上げる工芸です。技法が多く、バリエーションも豊富です。素材、プリント、ペイントを使い、すべてが調和してオリジナルの作品を創ることができます。素材は木・ガラス・陶器・缶・布・なども使用できます。
デコパージュのスタイル
(1)ハンドカラーリング(手描きの彩色で施します)
(2)ビクトリアン・デコパージュ(ゴールドブレード・メダリオンでデコラティブにデザインします)
(3)モダンコンテンポラリー・デコパージュ(カレンダー、カード、包装紙などを切り抜きデザインします)
(4)シャドーボックス(4~5枚の同じプリントを使用し立体感を出します)
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| モノトーンのバックグラウンド |
マーブリング技法(大理石) |
作品創りと人を育てること
作品創りにあたって私が大切にしていることは、色・プリント・素材・テクニックのすべてがバランス良くデザインされることです。私は特に色にはこだわりを持ち、大切にしています。作品展にいらしてくださった方々が「高級感がある」「心安らぐ落ち着いた色合い」と評してくださるのはうれしいことです。素材の特性を生かし、時間をかけ、丹精して完成させた分、世界に1つしかない作品が生まれます。ハイラム氏が言われているように、それは「まさに芸術です」。教室では、伝統あるテクニックを継承しつつ、更に新しい技法
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| ワイングラス館(山梨) |
を取り入れたプログラムを組んでいます。人はみんな、好みも違います。
「一人一人の個性を大切に」を心がけ、失敗があっても、それを生かす方法を考えながら日々教えております。現在、地方から東京まで出向き、私の教室に通われている方もいらっしゃいます。また、講師として東京のみならず地方で活躍している門下生もおります。作品に対するセンス・テクニックも大切なことですが、人との触れ合いの中で、追いかけ、追い越し、追い越され、切磋琢磨しながら人間力を高め、魅力を引き出し、お互いに成長できたらと、いつも願っています。1人でも多くの方々に本来のデコパージュ技法を教えたい、そしてこの奥深い魅力を伝えてゆきたいと考えています。
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