ワインと料理の相性が良いことを「マリアージュ(結婚)」といいます。まずは相性の基本を確認し、それから自分流で楽しんでみてはいかがでしょう。
・赤ワイン
赤ワインの渋み(タンニン)には口の中に残った脂っこさを取り除く効果があり、肉のうまみを引き立ててくれることから、肉料理には赤ワインという公式ができました。肉料理だけでなく、こってりめの料理におすすめです。
・白ワイン
白ワインの香りは、魚介類の臭みを包み込んでうまみを引き出してくれます。さっぱりめの料理におすすめです。
・ロゼワイン
ロゼワインは赤と白の両方を持ち合わせ、幅広くいろいろな料理と相性が良いでしょう。
・ボジョレー・ヌーボー
軽やかな味わいであることから、チーズやソーセージ、ハム、パテ、からあげ、魚介の寄せ鍋などどんな料理にも合わせやすいワインです。

ヨーロッパでは「チーズはワインの最高の友」と言われています。チーズとワインの産地が近いものが良く、軽いフルーティーな赤ワインや甘口の白ワインならどんなものにも合わせやすいでしょう。
フレッシュタイプ
(カッテージチーズ、モッツァレラチーズなど)
辛口でフレッシュな軽い白・ロゼ、クリーミーなものには甘口の白・発泡酒、スパイス入りには辛口の軽い赤
白カビタイプ
(カマンベールチーズ)
若いものには辛口の軽い赤、熟成したものには辛口でコクのある赤・白、クリーミーなものには辛口でフレッシュな軽い赤・辛口でフルーティーな白
青かびタイプ
(ゴルゴンゾーラ、ロックフォールなど)
辛口でコクのある赤、甘口の白・貴腐ワイン、酒精強化ワイン
シェーヴルタイプ
(クロタン・ドゥ・シャヴィニョル、ヴァランセなど)
若いものには辛口で酸味のある白、熟成したものには辛口の軽い赤・辛口でコクのある白
ウォッシュタイプ
(リヴァロチーズ、モン・ドールチーズなど)
辛口でコクのある赤・白、クリーミーなものには辛口でフレッシュな軽い赤
セミハードタイプ
(ゴーダチーズ、ラクレットなど)
辛口でフルーティーな軽い赤・白・ロゼ、やや甘口の軽い赤・白・ロゼ
ハードタイプ
(エダムチーズ、エメンタールチーズ、チェダーチーズなど)
辛口でコクのある赤・白


飲みごろ 種類
早期熟成タイプ 製造直後〜約4年以内 白ワイン、ロゼワイン、ボジョレー
(フルーティーで軽いもの)
中期熟成タイプ 3〜5年後 赤ワイン、白ワイン
(コクのある芳醇な香りと豊かな味わい。強い個性)
長期熟成タイプ 10〜20年後

ワインは種類によって最もおいしく感じる温度が異なります。5度下げるためには30分〜1時間を目安に、飲む前に冷蔵庫や氷水で冷やすなど、飲みごろの状態を作っておいしいワインを楽しみましょう。
コクのある赤ワイン 16〜18度くらい
やや軽めの赤ワイン 14〜16度くらい
コクのある白ワイン 12〜14度くらい
ボジョレー 12〜13度くらい
軽い赤ワイン、白ワイン 10〜13度くらい
辛口で軽めの白ワイン、ロゼワイン 6〜10度くらい
甘口の白ワイン、発泡ワイン 4〜8度くらい
アイスワイン 2〜5度くらい

13〜15度で湿度75%前後の暗所に保存しましょう。光はワインを酸化させ、ボトルに空気が入るとワインの風味を損ねてしまいます。振動を与えずボトルを寝かせて常にコルクを湿らせておくようにします。

一般的にワイングラスの形状はワインの味に大きく影響するといわれます。グラスの形状によりワインの口への流れ込み方が変わるため、口に流れ込む幅が広いときは酸味を感じる舌の横までワインが広がるのに対し、幅が狭いときは甘味を感じる先の部分での印象が強まるからです。できるだけ薄く口当たりの良いものを選びましょう。
色を楽しむためには透明で装飾のないグラスを選ぶと良いでしょう。
また、グラスの脚の部分が短いと手の熱がワインに伝わりワインが必要以上に温まってしまうため、ある程度の長さが必要です。
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