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興福寺五重塔(国宝)。京都の東寺に次いで高い五重塔。中は空洞で、何をするというものでもない。五重塔の頂上にある如意宝珠に仏舎利を入れるためとか、また権力の象徴とも言われている。 |
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春日大社の祭神が、白鹿に乗ってこの地にやってきたという伝説がある。藤原氏の氏寺である興福寺と春日大社は関係が深く、その祭神を氏神と仰ぐ藤原氏は参詣途中にシカに出会うと、乗り物から降りて拝礼をしたというほど敬った。シカはまさに神の使いだった。
そして悲劇が起きた。三作という少年が誤ってシカを殺してしまったのだ。当時シカを傷つけると、地面に掘った穴に顔だけ出して埋め、石をぶつけて殺す「石子詰」の刑が待っていた。三作もその刑で死んだ。現在は「伝説三作石子詰之旧跡」と記した石碑があるばかり…。
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