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目が重たい、乾く、ピントが合いにくい、奥が痛いなど、目が疲れたなと感じている人は多いのでは。疲れ目の症状は個人によってさまざまで、頭痛や肩こりなどをともなうこともある。
「薬局で受ける相談の多くは、疲れ目、炎症、目の充血と花粉時期のアレルギー性のかゆみですが、最近は眼精疲労の相談が増えています」と呉市内の薬局に勤務する薬剤師の志和聡さん。
会社でも家庭でもワープロ・パソコンなどのOA機器が普及し、目にはかなりの負担となっている。また、テレビゲームや読書、細かい作業を長時間行うなど、眼精疲労の原因はたくさんある。

眼精疲労の原因がパソコンの場合、まず画面の高さが合っているかチェックをしよう。製薬会社のホームページによると、画面位置が高いと、目線が上向きになって目を見開くことになるので、目が乾きやすくなり、疲れ目やドライアイの原因となる。また、あごを突き出したような姿勢になり、首筋などに負担がかかると指摘されている。
画面のちらつきや汚れなど、画面が見づらい状態も眼精疲労のもと。こまめに拭き掃除を。画面に反射する光も目を疲れさせる原因なので、明るい窓際ではカーテンを閉めたり、スタンドや蛍光灯の光の当る角度を調整しよう。逆に暗めのところでは、画面の明るさやコントラストを低めにした方が負担が少ない。
どちらにしても、OA機器を長時間使い続けることはタブー。適度の休憩を取りながら行おう。

通勤や通学の乗り物の中では、何か活字を見ていないと落ち着かないという人もいるだろう。けれども、小刻みに揺れる乗り物の中で活字を追うのは、焦点が定まりにくく目にはかなりの負担となっている。
寝る前の読書も、布団の中に寝ころがったり肘(ひじ)をついて横になった姿勢で読むと、本を目に近づけすぎる場合が多く疲れるもと。
部屋の照明も大切で、暗い中で無理に物を見ようとすると目を疲れさせてしまう。テレビなどを見るときは、部屋の明るさを画面以上になるように心がけよう。
また、エアコンのドライ機能の使用による部屋の乾燥も、目が乾いてしまってドライアイになることもあるので要注意。最近ではテレビゲームに集中しすぎて、まばたきの回数が極端に少なくなってドライアイになる子どもも多い。
ドライアイが重症になると目の表面に無数の傷がつくこともある。目の乾きを感じたら、涙液の成分を主体にした目薬で潤いを取り戻して。
小さい子に目薬をさすときは、目のまわりをきれいに拭いて子どもを寝かせ、目をつむらせて目頭のそばに目薬をため、その後子どもに目を開かせ、滑らせるように流し込むと子どもが怖がらないでうまくさすことができる。
 
目が疲れたなと感じたら、まぶたを閉じて目を休ませるようにしよう。目を閉じると眼球の筋肉も休ませることになるのでそれだけでも効果がある。
川名律子氏著「自分でできる即効ツボ」には、眉尻と目尻の中間あたりの「太陽」、目頭と鼻柱の間にある「晴明(せいめい)」、眉毛の内側の端にある「攅竹(さんちく)」などが疲れ目によく効くツボと紹介されている。仕事や勉強の合間に、目を使いすぎたかなと思うときはこれらのツボを押して、こまめに疲れを取り除きたい。目のまわりの指圧は、眼球を押さないように注意し、コンタクトレンズは外してからしよう。
「疲れ目といっても症状や原因はさまざま。慢性化してきたり痛みを伴うときは、早めに眼科医の診察を受けることも大切です」と志和さん。
ただの疲れ目と軽く考えず、ほかの病気を引き起こさないように、疲労をためないようにしたい。 |
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