岡山リサーチパーク・インキュベーションセンター入居者募集開始


岡山リサーチパーク・インキュベーションセンタ−整備等事業完成予想図

2003年4月1日オープン予定のインキュベーションセンター、「岡山リサーチパーク・インキュベーションセンター(略称ORIC)」の入居者募集が10月1日より始まる。
 「インキュベーション(incubation)」とは、抱卵、孵化のこと。新規産業の卵を集め、育て、ビジネスとして孵化するよう岡山県が支援することを目的に岡山県の事業として進められている。
 全国には、官民合わせて大小約200以上の同様の施設があるといわれているが、この施設は、PFIによる事業として設計・建設、維持管理・運営が行われるところに特徴がある。
 PFIとは「Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ」の略称で、公共施設などの建設、維持管理、運営などを民間の資金、ノウハウを活用して行う官の新しい発注手法。
 岡山県が昨年10月に入札の公示をし、大手の建設会社・商社を中心とした六グループの参加による企画審査の結果、大林組グループ(設計・建設:大林組、維持管理:合人社計画研究所・ゼクタ、運営:合人社計画研究所・ゼクタ・三菱総合研究所)が選ばれた。
正面玄関完成予想図

 岡山県としては初めてのPFI事業であり、インキュベーションセンターとしても全国的に例のないPFI事業によるもので注目されている。
 場所は、岡山市芳賀のリサーチパーク内で既に建設が始まっている。
リサーチパーク内には、岡山大学地域共同研究センター、岡山県工業技術センター、岡山県産業振興財団があり、産・学・官の連携が密にとれ研究が実用化できる環境が整っていることが強みである。
 施設としては、貴重な研究を保護する高度なセキュリティシステムを採用していること、岡山情報ハイウェイに一Gbpsで接続しており各研究室に高速LAN環境を完備していること、人にやさしいハートビル法に基づいた設計でハンディのある方にも配慮された施設になっていることが特徴。
 さらに、運営面では、事業経験豊な常勤インキュベーションマネージャー3名、非常勤インキュベーションマネージャー2名が入居者のビジネス化を支援する。
 

 資金的な面でも当施設は「おかやまIT特別経済区」に立地し有利な支援が得られる体制にある。
使用料は、表1のとおりで岡山県の減免措置もある。
 情報通信やものづくりの分野を中心に新技術・新製品の開発・創業を考えている起業家の注目を集めそうだ。





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