広島市植物公園栽培課主任技師
藤本 昭一 さん

植物公園の展示や催し物について、広報や市民からの園芸相談を担当



観葉植物の種類は、ベンジャミン、ドラセナ、パキラ等、熱帯、亜熱帯の高温多湿な場所を原産地とするものが多いようです。ここではそれらに共通する管理のポイントを説明します。



湿 度
室内は、植物にとって大変乾燥した場所です。(観葉植物には、湿度は80%以上が理想的)また冷暖房などの乾いた風に当てないように注意し、時々霧吹きなどで葉を湿らせます。

日光浴
観葉植物は、かなりの日陰でも耐えられますが、時々日光浴をさせる方が元気になります。ただし、急に直射日光を当てると葉焼けを起こすことがあるので、長い間暗い場所に置いた時は、徐々に明るい場所に慣らします。

水やり
水は用土表面が乾いてきた時に、鉢の底から水が出るくらい充分に与えます。気温の低い時期は、表面が乾いてから2日程度待って与えます。乾燥させすぎたときは、鉢ごと大きなバケツなどに20分から30分浸し、鉢の底から充分に水を補給します。

肥 料
気温の低い時期は、肥料はほとんど与えませんが、気温の上昇につれて生長が盛んになるので、それに合わせて量を増やしていきます。(目安は2ヶ月に1回程度)

殺 虫
乾燥するとハダニ類が葉の裏に発生しやすいので、見つけ次第、殺ダニ剤(ケルセン・アカール)を散布します。また、濡れたティッシュ等で直接拭き取るのも効果的です。

〜 代表例 〜


ベンジャミンゴムノキ(ベンジャミン)
クワ科イチジク属

ゴムノキの仲間で、灰色の幹と密につく葉は、観賞価値が高い人気種です。

越冬温度は、5〜8℃位で、かなりの日光不足でも保つことから家庭で栽培しやすい種類といえます。

なお乾燥や低温などで急に落葉することがありますが、温度や湿度が充分あれば再度発芽します。






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