ピンクの八重のペチュニアや淡い紫色のイソトマは両方の鉢に植えて。手前の車輪付きの器はアイアンのスリッパ立てだったものをリサイクル。ちょっとの工夫でどんなものでもコンテナに
Photo Hideharu Imai
日差しを受ける時間が少しずつ長くなって、色とりどりの花が咲く季節が、1日ごとに近づいているのを肌で感じる今日このごろ。今年の春は、あなたのベランダを春色に染めてみませんか?
花と緑や低木を組み合わせて1つのコンテナやハンギングバスケットに植え込む『寄せ植え』は、ガーデニング初心者でも気軽に始められるし、小さな場所でもたくさんの花を楽しむことができるのでおすすめです。
寄せ
鉢を楽しむときは必ず両方の鉢に1〜2種類の共通の花を入れ、色味も合わせます。そうすることで統一感のある空間が演出できます。シルバーの葉っぱがきれいなセラスチュ−ムにその役割りを
Photo Hideharu Imai
寄せ植えの楽しさのひとつは色合わせにあります。そこで気を付けたいのが色の洪水にならないこと。とくに春は多くの花がいっせいに咲くので、まとまりがなくなってしまいがちです。そんなときは、テーマカラーを決めてはいかがでしょうか。たとえば黄色とブルーの組み合わせで元気なイメージにしたり、ピンクからパープルのグラデーションでエレガントにまとめてみたり。
植物の組み合わせは、まずは自分の「好き」を基準に選ぶのがいちばん。もちろん、生育条件の合った植物同士を組み合わせるのもより長く楽しむためのポイントですが、なによりも「自分が満足すること」を大切にしたいものです。
いくつかの寄せ植えをつくったら、高さの違う鉢を組み合わせて『寄せ鉢』をすれば華やかなコーナーのできあがり。移動ができるというメリットを生かして、気分次第でレイアウトを変えるのも楽しいものです。庭がなくても、花に包まれた暮らし。春は、もうすぐそこまできています。(アドバイス 水谷昭美)
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つくったばかりのハンギングは重なりあった植物どうしを絡ませるとナチュラルな仕上がりに
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Illustration Anzu Toriyama
壁面を使って立体的に飾ることができるハンギングバスケットは、かぎられた空間には有効です。目の高さで身近に花を愛でることができるのも魅力です。
たくさんの種類の花を使っても、色をそろえれば統一感のあるハンギングに。ナスタチュームの黄色がワンポイント
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Illustration Anzu Toriyama
ハンギングバスケットに使う花選びは、できるだけ丈夫で花期の長いものを。特に側面に植えた花は1度作ったら植え替えができません。宿根ロベリアやインパチェンス、ベゴニアなどがおすすめです。また、フェンスに飾るならほふく性の植物を上手に取り入れてみましょう。ペチュニアやナスタチュームなどが垂れながら群れて咲く姿は見事です。
ただし、下の階まで水が垂れてしまわないように、水やりにはくれぐれもご注意を。
●ハンギングバスケットの花と配置を選ぶとき、中央に濃い引き締まった色のものを、その周りに淡い色で広がって咲くものを組み合わせてみましょう。ふんわりとした印象になり、外側を風が通り抜けるような、さわやかな演出ができます。
●こんもりとまあるいハンギングバスケットを作りたいときは、小さな器にたくさんの苗を植えます。そのため時間がたつと土が固くなってしまうので、ときどき割り箸などで土をつついて柔らかくしたり、根が絡むのを防ぐのも長く楽しむコツです。
月刊ウェンディ189号より編集・転載
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