昆虫などの小さな動物をつかまえて自分の栄養分にしてしまう食虫植物。粘り気のある液でくっつけるモウセンゴケ、2枚貝のような形の葉をすばやく閉じて捕らえるハエトリグサ、蜜で誘って穴に落とすウツボカズラなど、さまざまな種類があります。広島市植物公園で開催する「世界の食虫植物展」は、毎年子どもたちの人気を集めています。あまり馴染みのない植物ですが、大きな園芸店では、ハエトリグサ、ウツボカズラ、モウセンゴケなどが売られています。その中から、熱帯植物の少しエキゾチックな雰囲気を持つウツボカズラを観葉植物として取り入れてみるのも面白いのではないでしょうか。食虫植物といっても、虫を食べなければ生きていけないということはありません。あえて虫を与える必要はないのでご安心ください。
ウツボカズラ
湿気のある日当たりの良い場所に置くとよく育ちます。肥料は必要ありません。夏の間は戸外で育てますが、葉やけを防ぐために寒冷紗をするか、木陰に置き、毎日水をやります。寒くなってきたら室内の日当たりの良い場所に移して、最低15℃くらいに保ちます。冬は水やりの回数を減らし、霧吹きなどで湿気を保ちます。熱帯魚用の水槽などがあれば、その中に置くと湿気を保ちやすくなります。
モウセンゴケ
伸びた茎から1〜2節の挿し穂をとり、葉を1/3程度残して、あとは切り落とします。これを水ゴケに挿して、乾かさないように管理します。適期は4〜6月です。新しい芽が出て葉が大きくなってきたら鉢に植え替えますが、根が非常に弱いので注意してください。
ハエトリグサ
見ごろ情報
大温室のラン、クロッサンドラ、サボテン温室のササノユキ等が見ごろです。

提供:広島市植物公園

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