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まず、最初に大切なのはコンテナ選びです。ポイントは、土がたっぷり入る、なるべく大きなものを選ぶこと。根がしっかり張ってこそ、地上部や実もしっかりとした野菜が育つのです。 育て方は、種からと苗からの2通りがあります。種から育てることの良いところは、小さな種袋の中にたくさんの種が入っていること。たいていは一度では使い切れないので、時期をずらして植えれば、長い間楽しむことができます。種袋の裏には種まきの時期が書いてあるけれど、あまりそれにこだわる必要はありません。多少時期がずれても、外気温が20度あればしっかり育ちます。 そのかわり、種から育てる場合は元気な苗に生長してもらうまでに、ちょっとした手助けが必要です。まず、芽が出るまでは、水切れしないように気をつけること。そして、小さな芽がいくつも出てきたら、ひとつひとつの苗を大きく育てるために間引きをしましょう。タイミングは本葉が2〜3枚出てきたころ。隣の葉と触れなくなる程度に弱そうな芽を抜き、いくつかのしっかりした芽を残して育てていきます。コンテナの土は乾燥しやすいので、表面が乾いたらたっぷり水をあげましょう。 この季節に始めるなら、種まきから収穫までの期間が短い、葉もの野菜がおすすめです。たとえばリーフレタス。種をまいて2週間後にはベビーリーフになり、収穫を楽しむことができます。大きくなったら外側から1枚ずつ葉っぱを収穫して、2ヶ月ほど楽しめます。つけ合わせや朝食のサンドイッチ、お弁当の彩りと使いみちも広く、パリッとした食感も最高です。そのほか、コマツナやシュンギクなどもこの時期のおすすめです。
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身近なベランダで野菜を育てるなら、見た目も楽しい寄せ植えコンテナを作ってみてはいかがでしょうか。たとえば、これひと鉢あれば重宝する「薬味コンテナ」。チャイブやパセリ、青ジソや三つ葉などを寄せ植えしておくと、必要な分だけちょっと使えてとっても便利です。どれも、摘めば摘むほどにやわらかくていい葉がつぎつぎと出てくるので、惜し気なく使って大丈夫。ほかにも、ハーブティ用にレモンバームとアップルミントにデザート用のワイルドストロベリーを寄せ植えした「お茶のコンテナ」もおすすめです。摘みたてハーブでいれたお茶は、味も香りの高さもひときわフレッシュです。 もしうまくいかなかったときでも、「だめなら次」とあくまで気楽な気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。ひとつの作物を育てるチャンスは1年に一度、誰もが毎年初心者です。失敗を恐れず、気長に、上手にできたらいいな、というくらいの気持ちで、育てている過程もじっくりと楽しんでみてください。上手にできたときの、収穫の楽しさはひとしおです。
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月刊ウェンディ184号より編集・転載 |
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