フラワースクール
M.A.F.D. AMINO主宰

網野妙子さん
■花で心を伝える

花は私たちの生活に安らぎと潤いを与えてくれ、生活を楽しむためには、なくてはならない存在」という網野さんは、大学卒業後に池坊学園華道芸術科で生け花学び、その後ドイツで8年間学んだ正統派。関東を中心にスクールを開講すると同時に、コンサート・オペラなどの舞台装花やウェディング装花を手掛けるなど、花に携わってもう30年になるベテランだ。

「新鮮な空気を家の中に取り込む」ことを目指し、季節感を大切にするのが網野さんのアレンジメント。「一日一日の生活の思いを、花が見る人に伝える。贈られた人は作り手の思いを感じ楽しむ」ことができるアレンジを心がけている。花は心を伝えるもの。作り手も見る人も、楽しみを分かち合うことができるのだ。

フラワーデコレーションには、アレンジメント、花束、ブーケ、コサージュ、テーブルフラワー、寄せ植えなど様々なものがある。大切な人の誕生日に花束を贈る、パーティーやウェディングを華やかに彩るなど、いろいろな場所で花は私たちの心を伝えてくれている。


■楽しみながら学ぶ

スクール名のM.A.F.D.はModern Art of Flower Decorationの略。自宅のリビングを開放したスクールでは、高校生からOL、主婦まで、幅広い年代の方が学んでいる。「アレンジはまず楽しむことから」と、アットホームなスクールでおこなわれるレッスンは少人数制で、くつろいだ雰囲気の中で学ぶことができる。網野さんの楽しいおしゃべりにつられてみんなで大笑いすることも。楽しい雰囲気の中で学ぶため、よけいな緊張感もなく、自然体で素直に花と向き合うことができる。
「花」に関することだけでなく、歴史やヨーロッパのこと、テーブルコーディネートのことなど、素敵なお話を聞けるのも魅力の一つ。また、レッスン後の優雅なティータイムも大人気だ。

レッスンは月1回で2盛りのアレンジを仕上げる。内容は、趣味として楽しむものから、プロを目指すものまで多彩なコースが用意されている。ドイツをはじめヨーロッパスタイルのアレンジメントが手軽に学べるスクールだ。



■2年連続の受賞

去る4月28日におこなわれた『アートフローラル国際コンクール 日本選考会"メリディアンカップ"』では、M.A.F.D. AMINOから参加したチームが特別賞のエールフランス賞に輝いた。

今年は有名デザイナーも多数参加し質の高いコンクールとなったが、高校生2人、大学生2人の若いチームががんばり、見事賞を獲得した。



■自宅で花のある生活を

マンションでは、ほんの少しの緑があるだけでもホッとする空間ができる。新鮮な花をいつも用意できれば一番よいが、忙しい現代人にはなかなか難しい。そこで網野さんが提案するのは生花以外のアレンジメントである。

例えば『トロッケンゲシュテック(ドイツ装花)』は、木の実やスパイス、ドライ果実をたくさん使った飾り花。これは半永久的に楽しめる。また、『プリザーブドフラワー』は、本物のバラなどをグリセリン処理するもので、生きているようなみずみずしさを5年〜10年も楽しむことができる。

自然の奥深さを知り、心から自然を楽しみ生活に取り入れる。生活に花を取り入れてみませんか。


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2001年5月掲載