編集部からのご回答

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音が漏れないマンションを調べるには

マンションを購入しようと思っています。しかし、子どもがまだ小さいため、なるべく音が漏れないマンションを探しています。どのように調べれば良いでしょうか?

マンションに住んでいると、上下層階、両隣の生活音が気になることがあります。特に質問のように小さいお子さんがいる場合は、購入の前に設計図書で遮音性能をチェックしておいたほうが良いでしょう。

マンションにおける遮音性能は、大きく2つの種類に分類されます。

(1)壁の遮音性能
壁の遮音性能は「D値」で表わされます。この値が大きいほど遮音性能が高くなり、一般にD値が50以上であれば、日常生活で気にならないレベルだといわれています。
(2)床の遮音性能
上階からの音はさらに軽量衝撃音、重量衝撃音の2つに分けられます。

軽量衝撃音とは、床にスプーンのような軽いものを落としたときに生じる音のことで、床にカーペットを敷くことで防ぐことができます。重量衝撃音は、子どもが飛び跳ねるようなドスンドスンという音のことで、床の工法や仕上げ材によって変わります。

床の遮音性能は「L値」で表わされます。L値は先ほどのD値とは異なり、数値が小さいほど遮音性能が高くなります。一般に50以下であれば大丈夫だといわれています。

質問のように小さいお子さんがいる場合は、先ほど挙げた数値よりも遮音性能が良いマンションを購入されたほうが良いかもしれません。

(2011年1月掲載)

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外壁タイルの白い粉について

マンションの外壁で、タイルの表面に白っぽく筋状に変色している箇所があるのですが、これは何ですか。放っておいても問題はないのでしょうか。

それは白華現象(エフロレッセンス)と呼ばれる現象です。

マンションの建物は一般的に鉄筋コンクリートで出来ており、多くの場合その外壁にタイルが貼り付けられています。その際に、貼り付け材として使用されるのがセメントであり、このセメント中に含まれる成分が「白華現象」に大きく関係しています。

セメントには「水酸化カルシウム」などのアルカリ成分が含まれており、これらの成分は水に溶けやすいという特徴を持っています。「白華」とは、タイルのひび割れなどから染み込んだ雨水に、これらのアルカリ成分が溶け出し、タイルの表面に染み出すことで、空気中の二酸化炭素と反応し、白く結晶化したものを指します。

貼り付け材の成分が溶け出したり、タイルに細かなひび割れがあるかもしれないので、好ましい現象ではありませんが、それのみではそれほど心配する必要はないと思われます。この現象は通常ごく部分的なもので、それがタイルの接着力を激減させるとは考えにくいからです。ただし、通常14年~15年に1度行われることが多い、足場を建てて行う大規模修繕工事の際には、周囲をよく点検することをおすすめします。 

(2010年9月掲載)

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高層難民とは

高層難民とは何ですか?

高層マンションで暮らしていて、地震などの災害時に、停電やそれによるエレベーター停止などで、上階に取り残されたままになる住民のことです。

現在、各メディアではM7.3の首都圏直下地震が今後30年以内に発生する確率は70%程度と言われています。もし、このような災害により普段使っているエレベーターが使用できなくなったらどうなるでしょうか。高層階に住む住民は階段を使って必要物資を調達しなければなりません。

マンションの管理組合によっては、5階ごとに共用の備蓄倉庫を設置して、ここに補助的な1週間の備蓄品を確保しているところもあるようですが、万全な災害対策をとっているマンションは多くありません。災害時の備蓄を各自用意するなど、普段から住民一人一人が防災意識を高く持つことが大切です。

(2010年9月掲載)

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