耐震構造と免震構造の違いとは

Q: 地震に強いマンションとして、耐震、免震構造がありますが、どのような違いがあるのですか。

A:
図1:耐震構造
図2:免震構造
耐震構造とは、柱や梁を太く、壁を厚くすることで地震の力に対抗する構造であり、建物全体で地震を受け止めます(図1)。
免震構造は、地震が直接伝わらないように基礎と上部構造の間に積層ゴムなど(ゴムと銅版を交互に何層も重ねたもの)を入れたもので、地震の揺れを免震装置で吸収し、建物上部への地震エネルギーの伝わりを抑えます(図2)。
耐震、免震構造の特徴は下表の通りです。

耐震、免震構造の特徴

地震の際の
揺れ方
メリット デメリット
耐震構造 ガタガタと揺れる。上階にいくほど加速度が増し、揺れも激しい。 維持管理が容易、費用がかからない。 建物が倒壊しなくても壁がひび割れたり、室内の家具が倒れたりすることがある。
免震構造 ゆったりと揺れる。各階とも加速度、揺れ方はほぼ同じ大きさ。 建物がゆっくり揺れるので、ひび割れなどの損傷が少なく、家具も転倒しにくくなる。 定期的な点検が必要なため、維持管理費が高い。

2006年8月掲載

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