従来工法は、床スラブがたわんだり、振動しないように室内に数本の梁を設ける必要があり、室内に小梁が出てしまいます(図1)。 それに対し、アンボンド工法は、上階と下階を仕切る床スラブの内部に、PC鋼材と呼ばれる線状の部材を通し、専用のジャッキを使って緊張させることにより床スラブの強度を増すことで、梁をなくす工法です(図2)。 圧迫感が少なくフラットですっきりとした住空間を実現でき、将来のリフォームにも設計上の自由度が高くなります。また、剛性が高まり、たわみやひび割れを防ぐ効果があります。 ただし、床全体の振動や遮音性はやや落ちるため、梁を設けた場合と同等の性能になるように床スラブは厚くなります。