コレクティブ住宅とは、居住者それぞれが独立した部屋で暮らしながら、食堂や居間、応接室などを共有し合う集合住宅のことをいいます。私生活の領域とは別に共用空間を設けることで、プライバシーを大切にしつつも、他者と関わりを持ち、楽しみのある生活を過ごせます。現在は、阪神・淡路大震災後の公的住宅に採用されているケースなどがありますが、分譲のマンション形態としては、まだあまりないようです。しかし、近年は核家族化や高齢化が進み、独居の高齢者が増えており、老人ホームではなく高齢者が共同で生活できるマンションとして、取り上げられることが多くなっており、今後分譲マンションとしての形態も増えるかもしれません。 2005年11月掲載