| ■ | 敷地内の不法駐車の対処法は |
| Q: | マンション敷地内において、不法駐車が多発し困っています。どのような対処法がありますか。 |
| A: | 昨今、駐車場が不足しているマンションでは、本件のような問題を抱えている物件は少なくないようです。まず始めに、マンション内は私有地なので道路交通法の適用外であるために、警察の協力は得にくいと考えたほうがよいでしょう。 通常、貼り紙などの警告で同一車輌における不法駐車の再発は防止できます。それで効果がないようであれば、1、現場の写真を撮り陸運局で所有者を調査し、直接警告するという方法が考えられます。また、2、車輌に輪留めをかけ、申し出るまで車輌を動かなくするという手段も考えられます。 1の陸運局への問い合わせは有料で、直接窓口へ出向かなければいけません。 2は実行するにあたって、車輌の所有者に対し、輪留めをしていることや輪留めをはずすために申し出ていただく旨を貼り紙などで明確に告知することを怠ってはなりません。それに気づかず発進すれば、車輌が破損する恐れがあります。また、輪留めをはずせる者が常にマンション内にいること(管理人が常駐しているなど)に十分な配慮をする必要があるでしょう。 紹介した方法は、マンションの入居者が加害者である場合は後々わだかまりを残しかねません。まずは不法駐車に関して文書配布や掲示・看板などで、管理組合としてこのような処置をとる準備があることをあらかじめ周知させておいて、不法駐車をしにくい状況にしていくことを第一に考えていくべきでしょう。 編修/合人社計画研究所法務室 監修/桂・本田法律事務所 本田兆司弁護士 1998年7月掲載 |