バルコニーから布団が落ちたら誰の責任か

Q: バルコニーの手すりに布団を干したいとの希望が多いので、管理規約を変更して布団を干せるようにしたいと思います。この場合万一落下事故が発生したときに管理組合にも責任が生じるのでしょうか。

A: 管理組合は個々の布団を干す行為をそれぞれ個別に認識してこれを是認しようとしているわけではありません。
管理組合が認めようとしているのは、「手すりに布団を干す」という一般的な行為です。この場合、布団が落ちないよう、専用のはさみを用いたり干し方に気を付けるといった、安全に関する注意義務は、個々の住民の側にあると考えられますから、事故が発生しても一般的には管理組合に過失があったとは言えないでしょう。
管理組合が許可した場合でも、布団を干すときには風の強い日はさけて、専用のはさみを用いるなど、落下防止には十分な配慮をしてください。


編集/合人社計画研究所法務室
監修/桂・本田法律事務所
本田兆司弁護士
1992年5月掲載

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