| ■ | 原因がはっきりしない漏水の対応は |
| Q: | 天井から水漏れが発生しました。上の階の人は水はこぼしていないようで、どうやら上の階の床下の配管に原因があるようです。どうすればいいでしょう。 |
| A: | 不注意で水を漏らして階下に被害を与えた場合は、不法行為として本人が損害賠償の責任を負うことになりますが、問いの場合は設備配管(給水配管又は排水配管)の瑕疵(不完全なものの一種のこと)が原因と思われます。このような場合は、瑕疵の所在箇所によってその責任を負う者が異なります。 一般的に床コンクリートと床板の間の部分にある設備配管は専有部分です。ただし、まれに水平配管が規約で共用部分となっている場合があります。すなわちこの規約では床スラブと床板との間の空間を共用部分と見ているわけです。 一方パイプスペース内やコンクリートに埋設されている部分が共用部分になります。漏水箇所が専有部分であればその部屋の占有者又は区分所有者が、共用部分であれば管理組合がそれぞれ責任を持って修理することになります。 編集/合人社計画研究所法務室 監修/桂・本田法律事務所 本田兆司弁護士 1992年6月掲載 |