快適なマンションライフを過ごすために



 部屋にはガス漏れ探知機・火災探知機などが設置されていますが、わずかな熱や煙に反応し、警報を発報させるという事例が多くあります。異常がないのにも関わらず、警報音が鳴ると、近所迷惑であると危惧する人も実際に多くいます。
そこで、明らかに原因が特定できていて、その場に居合わせている場合に、自分で警報音を止める方法をご紹介します。この方法が全てではないですが参考にしてください。
なお、実際にガス漏れ・火災の恐れがある場合は、警備会社の隊員が到着するまでは、警報をそのままにしておいてください。

(1)ガス漏れ警報が鳴った場合
 ガス栓、器具栓を閉める。窓を開けて換気する。探知機をうちわなどで扇ぐ。(新鮮な空気を送るような処理をしてください。)
※絶対に電源コンセントからプラグを抜かないでください。発火源になる恐れがあります。 

(2)煙・熱探知機が反応し、警報が鳴った場合
 調理をしている場合は火を止めて、窓を開ける、換気扇を回すなどし、空気の入れ替えをおこなう。ガス漏れと同様に、探知機をうちわなどで扇ぐことも有効です。
探知機本体に紐やボタンがある場合、紐を引く、ボタンを押すといった処理で、一旦警報音が止むものもあります(メーカーによって異なります)。
※探知機のメーカーは様々なので、探知機の取扱説明書をよく読んで、適切な方法を取ってください。
 
下のグラフは平成14年の1月から6月の半年間において、合人社計画研究所が総合管理を受諾しているマンション(調査対象物件のみ)で居室からガス漏れ・火災警報が発報したものについて、その原因をまとめたもの。
 原因として最も多いのが「調理中のアルコール使用等による反応」で64%。次いで「ブレーカーが落ちたことやその他電源異常のために警報機などが反応」で14%、3番目が「室内でスプレーやペンキなどの揮発性の製品を使用したことによる反応」で6%でした。
 これらが警報の原因の85%を占めており、実際にガス漏れがあったという事例は0.3%にも満たないというのが、現在のガス・火災探知機の現状です。